シミ

皮膚の老化の原因は加齢と光老化

皮膚の老化には加齢によって引き起こされるものと、紫外線による光老化があります。光老化とは、長時間紫外線を繰り返し浴びることで起こる肌の老化のことです。

加齢による老化は皮膚の老化原因の20%程度とも言われており、肌の老化に占める紫外線の影響は非常に大きいものがあると言えるんですね。

シミは光老化の代表的な症状のひとつです。肌の光老化の症状には、他にシワ、たるみ、乾燥、ゴワつき、黄ばみなどがあげられます。

紫外線が原因のシミが日光性色素班

シミには30~50代くらいの女性にできる、ホルモンバランスの乱れが原因と考えられている「肝斑」、鼻を中心に頬全体に散らばる細かいシミである雀卵斑(ソバカス)など、様々な原因によるものがあります。

このうち紫外線が原因でできるシミのことを日光性色素班(老人性色素班)と呼びます。日光性色素班の特徴は、

  • 輪郭がはっきりしている。
  • 最初は薄茶色でだんだん濃い茶色になる。
  • 大きさは数mm~数cmで丸い形。
  • 顔、手の甲、デコルテなど肌が露出している部分にできやすい。
  • 顔の中でも頬骨の高い部分からできる。

などです。

紫外線によってシミができるメカニズム

紫外線によってシミ(日光性色素班)ができる原因は、メラニン色素の過剰な蓄積です。

紫外線を浴びると表皮の一番奥にある色素細胞メラノサイトが活性化され、メラニン色素の生成が促進されます。そして作られたメラニン色素は表皮細胞に運ばれ、ここで紫外線から肌を守る働きをします。

その後、役割を終えたメラニン色素は通常はターンオーバー(新陳代謝)によって古い角質細胞と一緒に垢となってはがれ落ちてしまい、それに伴って肌の色も元の色に戻ります。

しかし、紫外線を何度も浴び続けているとメラニンが過剰に作られ、ターンオーバーによる排出が追い付かなくなって、肌の中に残ってしまいます。

こうして蓄積されたメラニン色素がシミになるわけですね。